音楽ば〜か シーズン3 第6話
「残念なお知らせ?」
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今回、美女木ジャンクションの6人は、「残念なお知らせ」があるということで呼び出された。残念なお知らせとは、メンバーのうち2人がリタイアとなってしまうことだった。

今回リタイアとなってしまうのは、結城リナねーさんの2人。しかし、残りのメンバー4人はもちろん本人2人にも、リタイアの事実を聞かされていなかったのである。しかも、この2人は、元祖美女木ジャンクション、どうやら、本人も知らない間に何かをやらかしたようだ。

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これから、リタイアの真相が話される。辻ディレクターは、リタイアの諸事情を知っている方を呼んでいた。その方は、レコード会社「日本クラウン」栗田氏、日本クラウンと言えば、北島三郎さんや、「のろま大将」大江裕さんなどが所属する、演歌・歌謡曲系に強いレコード会社である。

栗田氏いわく、「この番組をシーズン2からずっと拝見していまんですけど、アウトレットミュージシャンの皆さんが、頑張っている姿をものすごく感動してみていたんですね。実際、(元祖)美女木ジャンクションの2人が、3月に曲をローソンさんから出して、大変数字もいいということで、好調であると聞いておりました。日本クラウンのほうでなんとかできないかなあと思いまして、そんな感じでございます。」

ここまで、聞いただけでは、元祖の2人は、何が何だか分からず、困惑していた。

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そして、窓の外の橋の上からスタッフ2人によって発表された結論は、「元祖美女木ジャンクション メジャーデビュー決定」であった。

結論を聞いた、元祖の2人は、抱きあって喜んだ。そして、「ありがとうございます。」とお礼を言った。

辻ディレクターも涙を隠せなかった。

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メジャーデビュー盤「ポリバケツ」、5月13日、全国発売となります。収録曲がローソン盤とは異なり、徳光和夫氏の司会入りのカラオケが収録されます。

そして、アウトレットミュージシャン卒業と言うことで、つけていたゼッケンを破り、ゴミ箱に投げ捨てた。その後、栗田氏と行動を共にした。

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楽屋にて、2人は、辻ディレクターからの手紙を受け取った。
そこには、辻ディレクターらしい、汚い字で以下のことが書かれていた。

結城ちゃん、ねーさん、この度は、メジャーデビューおめでとう。
自分は、まさか、半分素人の2人がメジャーデビューできるなんて夢にも思っていませんでした。
思えば、いつも迷惑をかけている僕でした。
ロケに遅刻する、段取り悪い、撮ってもオンエアーされない。
そんな時、結城ちゃんは明るく微笑みかけてくれました。
そんな時、ねーさんは睨みつけてくれました。
そのすべてが僕にとって宝物です。
そして、あなたたちと過ごした対戦の数々、合宿、退席し放題システム、北海道、茨城、都内といくつもの困難を乗り越えてきましたね。
そのすべてを見て、聞いて、感じた僕が言うのだから間違いありません。
このメジャーデビューの手柄は、ほかでもない、あなたたち2人がつかみとったものなのです。
最後に、どうせ2人のことだから、泣いているんだろうけど、この旅立ちに、涙はいりません。
今まで、サンキュウ。


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本日をもって、2人は卒業、美女木ジャンクションの名前も、2人に明け渡すことになった。

次週は、残った4人で強化合宿が行われる。
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