合宿を終えたメンバーは、再びとある場所に集められた。今回の決戦は、どうも、観客100人のライブらしい。また、今回は、個人の実力を見るため、デュオではなく、ソロで歌うこととなる。
今回の決戦で1位になった人は、
「限りなく、デビュー決定に近い。」のだが、最下位になると、即クビ(脱落)になるようだ。その名も、
「天国と地獄大決定ライブ」である。
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審査方法は、第1ステージと第2ステージに分かれ、第1ステージは、規定曲として、前日の合宿の際に課された曲を歌う。第2ステージでは、昭和歌謡の中から自由に選択して歌う。審査結果は、両ステージの合計得点で決まる。
早速、メンバーは、衣装に着替えて会場へと向かう。その後、審査員100人が入場する。今回は、20〜60代のさまざまな年代の方が審査員を務める。歌う順番は、くじ引きで決定。その結果、最初に歌うのは、
北條まみ、続いて、
結城リナ、
ねーさん、最後は、
ゆうとなった。
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1番目に歌うことになった、
北條まみ、本人いわく、
「1番は、ほかの人と比べられないから大丈夫。」
規定曲は、
「いい日旅立ち」。
大竹いわく、
「うまくなった。」
終了後、
北條まみは、猛ダッシュで、ステージを後にする。
「歌詞を全部、飛ばさずに歌えたのは、よっしゃって感じ。」
審査員の若い男性いわく、
「番組を最初から見てるんですけど、最初より伸びたっていうか、もっと磨いてほしいと思います。」
続いて、
結城リナの
「ペッパー警部」。傍らで待つ、次に同じ歌う
ねーさんは、緊張のあまり、手汗が出ていた。本人いわく、
「マイク落としちゃうかも。」
そして、
結城リナが入場する。観客も手拍子で応じていていい感じ。
ゆういわく、
「完璧やったんじゃないですか。」、
ねーさんいわく、
「声も通っていた。」
しかし、審査員の年配の女性いわく、
「かすれてた。高音が。(声が)お腹から出ていなかった。」と厳しい意見が聞かれた。
次に歌うのは、
ねーさんで、前と同じ
「ペッパー警部」。
結城リナいわく、
「歌い方が変わった。」
終了後、
「大丈夫。」と言いながら、ステージを後にした。
結城リナは、
「ペッパー警部同士だから、怖い。比べられる対象になる。」
審査員の男性いわく、
「声が怖いな。ちょっと、棘がある。山本リンダさんみたいだなと思いました。」
北條まみいわく、
「普通にしゃべっている声と全然違う。歌声が。この人たぶん、夜の生活、激しそうだなと思う。」
最後は、今まで、イエローカードなし、
ゆうの
「いい日旅立ち」。観客は、動かず、じっと歌を聞き入っていた。
ねーさんいわく、
「ゆうちゃんのイメージがあるから余計出てきた声に衝撃を受ける。」
大竹いわく、
「100点。」
終了後、
ゆうは、
「ドキドキした。」と言いながら、ステージを後にした。
そして、審査員の男性は、、、あれ、この審査員、どこかで見たことあるぞ。あ、ひょっとしたら、わたしのマイミクだったりして。わたしのマイミクがわたしのマイミクに対してコメントを。なんてことはどうでもいいが、この方いわく、
「高い声で歌うよりは、声を低くして歌ってほしかったな。現役の山口百恵の歌を知っている世代なので。」
そして、第1ステージ全員の歌が終了、審査員は、審査用紙に記入をする。
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審査が終了し、結果発表。
第1位は、以外にも、
結城リナ、本人いわく、
「本当に良かった。」
第2位は、
ゆう、彼女は最下位ではないと思っていたので。本人いわく、
「1位じゃなかったですけど、2番でありがとうございます。」
次は、3位を飛ばして、最下位を発表する。残りは、
ねーさんと、
北條まみ。
最下位は、
北條まみ。ついに崖っぷちになった。本人、鼻水を出しながら、
「次、がんばります。」
今回の結果は、以下の通り、
水着ちゃんいわく、
「予想通り」
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第2ステージは、趣向が変わり、ダメ、聞きたくないと思ったら退席自由と言う、さらに過酷なステージとなる。どんどん人が減っていき、残った人数がポイントになる。
はたして、脱落者は誰に。。。