デビュー記念ライブも盛り上がってきたころ、サプライズゲストが登場した。まず1人目は、
結城リナさんの友人でAV女優の
かすみ果穂さん、もう1人は、
ねーさんの母、
りゑ子さんである。登場するや否や、感激のあまり、お互い抱き合った。登場後のマイクフォローは、適当に近くにいた
ふかわりょうさんが担当することになった。
花束の贈呈後、はるばる島根県松江市から来た、
ねーさんの母を見て、
徳光和夫さんは、
「島根県の松江って美人の産地なんですよ。もしかしたら島根県の松江じゃないかと。」と言うと、
ねーさんの母は、照れながら笑っていた。
結城リナさんの友人として来た、
かすみ果穂さんも、
「同じAV女優仲間として、代表として、結城さんにお祝いを言いに来ました。よろしくお願いします。」。
徳光さんは、
「あなたみたいな、かわいいお嬢さんが、、、」と言った。
徳光さんとしては、彼女がとてもAV女優とは思えないような印象であった。
「どういうリアクションをしていいのか、、、」とかなり動揺している。
そして、今回は、
ねーさんの母さんが手紙を書いてくれていた。なので、この場を借りて読んでもらうことになった。
晶ちゃんへ。
美女木ジャンクション、デビューおめでとう。
家を出てから、色々と苦労したでしょうね。
お母さんは、あなたがいなくなり、あなたの歌が聞かれなくなり、
さみしかったですよ。
中学の頃から、二階の部屋や、お風呂、屋根の上、そして路上と、
いつも歌が聞けましたからね。
路上では、お父さんと隠れて聞いていたこともありました。
一昨年、しばらくの間、帰郷していて、うれしかったのですが、
あなたの、もう一度東京に行って頑張ってみるという決心に、
心から頑張ってほしいと応援していました。
秋頃、番組のことを知り、視聴者として、本当にドキドキして、
毎週見ていました。
なにより、あなたの頑張っている姿が、
毎回見られることがうれしかっただけなのに、
デビューが決定したときは、
この子は、なんて運が強い子だろうと、
本当に驚きましたよ。
トラウマのデュオですが、大人になったあなただから、
今度は、リナちゃんと絶対にうまくいきますよ。
これからは、もっと厳しい現実に向き合っていかなければならないと思いますが、
御世話になった皆様への感謝を忘れずに、
二人で歌い続けてください。
そして、島根に凱旋ライブができる日を楽しみに待っています。
最後に、あなたの親で本当に幸せです。
ありがとう、母より。
朗読後、涙ぐむ
母に会場からは、あたたかい拍手が贈られた。
徳光さんは、
「本当に心のこもった素敵な文章で、子供が、親を選ぶドラフト会議があったら、お母さん、1位だな。」と言った。
ねーさんは、
「1位です。すごいいいお母さんです。」と言った。
ふと見ると、
結城リナさんも泣いていた。
徳光さんが、
「どういう涙?」と聞くと、
結城リナさんは、
「となりで、ねーさんが一生懸命頑張っているところを見ていて、、、」その後は、泣いていてよく聞き取れなかった。
ふかわさんが、
「良かったですね。2人出会えて。」と言うと、2人は、
「はい。」と答えた。
徳光さんは、観客に
「ありがとうございました。皆様の拍手を礎にして、美女木ジャンクション、ジャンプアップすると思いますので、これからもよろしくお願いします。本当にありがとうございました。」
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ライブ終了後のアンコールの1曲目に、
ニセ美女木ジャンクションが登場した。そのメンバーは、脱落した
北條まみと
水着ちゃん。めちゃくちゃな歌を歌って速やかに立ち去った。まともに歌えたのは、
「どうせ、私は、生ゴミ女。」、おなじみの部分だけだった。
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アンコール終了後、最後の最後に、
大竹さんと
Charaさんが
美女木ジャンクションとご対面した。花束の贈呈と握手を交わした後、感激のあまり、
結城リナさんは、吐きそうになった。
Charaさんが、
「もともと、2人は、ソロでも行けるなと思っていたから、いい感じでしたよね。」と言った。
Charaが、
「今後、どうなるんだろうね。」と言うと、
結城リナさんは、
「終わったら、バラバラかなと思っていたんですけど。」と思っていたようだが、今は、今後も一緒にやって行こうと思っているそうだ。
Charaさんが、
「きっと、ここに来てくれた人、応援してくれるよ。」と言うと、観客は、拍手でこたえてくれた。
最後に、
大竹さんと
Charaさんが生で一度も聞いていないということで、もう一度、
「ポリバケツ」を歌って終了することになった。
終演後、観客は、
「よかったです。」、
「感動しました。」、
「カラオケ出たら、絶対に歌います。」と言っていた。
美女木ジャンクションの今後の活躍に期待して、シーズン2が終了となった。
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(シーズン2・完)