前回までに、デビュー曲のタイトルが
「ポリバケツ」、ユニット名が、
「美女木ジャンクション」に決定した。
デビュー予定の2人は、重大な告知があるということで、とある場所に集まった。
この日は、デビューCDのジャケット撮影が行われるという。ほどなくして、女性が1人、室内に入ってきた。彼女は、入るなり、
「暗いなあ。」の一言を言う。本当に暗かったようで、
辻ディレクターに、
「どうなってるの。オーラ無いし、華もない。」とクレームを入れる。
辻ディレクターは、2人に、
「もっと、テンションをあげろ。」と言った。
彼女の名前は、化粧師
AYUMOさん( 公式ブログ :
『顔相開運向上メイクアップ術」 )、今回のジャケット撮影のスタイリストを担当することとなった。
彼女の、
「改造しましょう。」の一言で、さっそく、コーディネートを開始することになった。
まずは、
結城リナさんからメイクが始まる。
AYUMOさんいわく、
結城リナさんは、
「肌がきれい。顔のバランスもいい。」らしい。
一方、
ねーさんは、
「本当に、顔がずれている。」らしい。
「バランスは最悪。」なようだ。
--------
数時間後、1つ目のコーディネートが完成した。
「生まれ変わって、きれいになった私を見てください。」と、某なんとかコロシアムのパクリのような感じで
辻ディレクターの前に登場した
結城リナ、MCの
大竹さんが
「何だこれ。」と言ったスタイルは、白を基調にした、キュート系スタイルだった。淡いメイクで女子力をアップしている。長いまつげを上下につけて目もとの印象も大きく変わっている。
結城リナいわく、
「自分じゃない。」
辻ディレクターいわく、
「いや、可愛いっすね。」
続いて、
ねーさんが登場する。やはり、某美容番組のように、
「もう、猫背になりません。」と言いながら入場する。
辻ディレクターは、いかにも満足そうに終始うなづいていた。
大竹さんいわく、
「頑張ったような感じになった。」
メイク前は、長い前髪と黒髪が印象的だったが、メイク後は、短い前髪に金髪の巻き髪に、眉毛も丸く整えて、やわらかな感じになった。
辻ディレクターいわく、
「目がすごくでっかいです。」
ここで、お互い、相方のコーディネートをまだ見ていなかったので、お互い、対面することに、すると、お互い、
「かわいい。」と言いながら大爆笑していた。
AYUMOさんいわく、
「曲に対してちょっと反抗して見ようかなと思って、気持ちがやんわりとするようなイメージの中に曲があったらおもしろいかなと思って、かわいらしいものを作りました。」
これを聞いて2人は、
「今まで、かわいい感じで生きてきていないので、戸惑っている。」とのことでした。
--------
今度は、2人が合いそうな、
「かわいくないバージョン」をコーディネートすることになった。
2つ目のコーディネートは、モード系。
結城リナさんは、金髪の地毛を黒く塗り、いつもよりはっきりとした眉毛でモード的な印象になった。
ねーさんは、長い髪を前髪ごと後ろにまとめ、アイラインは、瞼にはみ出すようにかいてシャープな雰囲気になった。
辻ディレクターいわく、
「セクシーな感じで、超悪そう。」
2人は、お互い鏡で自分の顔を見て確認。そこでも、大爆笑する。
AYUMOさんいわく、「曲と反比例するような感じで作りたいと思い、戦闘的でインパクトのあるものを選んできました。」
--------
さらに、
AYUMOさんは、「もっと、ぐっと来るようなものがあった方が曲的にはいいのかなと、たとえば、命とかパワーとか、ほしいのかなと思っている。」と言うことで、さらに、もう1つ、バージョンがあるらしい。
おそらく、これが、
AYUMOさん自身が今回、一番作りたかったコーディネイトでしょう。今回は、2人ばかりでなく、
辻ディレクターも大爆笑。
今回のテーマは、ECCENTRIC。ゴミ袋をイメージしたサランラップを赤い洋服の上にぐるぐる巻きにして、髪の毛はジェルでコーディングしている。2人の頭は、洗濯機のホースでつながっている。顔は、赤と水色を基調としていて、体から出る血と体液を表現している。
AYUMOさんいわく、
「今回のテーマは、ちょっと派手にしようと思って、くっつけてみた。2人仲良く、これからも一緒に、手をつないで、歌を歌って、世の中に出て言ってほしいという私の気持ちを込めて。」今回のコーディネイトを作ったそうである。
今回は、3パターンを撮影したのであるが、採用されるのは、どれなのだろうか?
--------
1週間後、ジャケットが出来上がったとのことで、2人は、再び集められた。2人は、一番手の込んだ最後の写真がお気に入りであった。
そして、ジャケット写真のお披露目が始まった。写真を覆っていた黒幕が取られ、そこには。。。
ジャケット写真を見た瞬間、2人は、
「えーっ!!」の一言。撮影した写真が採用されておらず、脱落した
北條まみ似の女の子が鼻水を垂らして、手で押さえているジャケットだったからである。
AYUMOさんと相談した結果、この鼻水ジャケットにはかなわないということで決定したとのこと。
しかし、後あと、
AYUMOさんのブログを確認してみると、実は、
スタッフから、
「初めからジャケットの中だから。」と聞かされていたようで、実は、撮影前からすでに鼻水ジャケットに決まっていた可能性が高い。。。ジャケットの中には、最後に撮影した、
「つながっちゃっている2人」が採用されている。
--------
再び、2人は、
辻ディレクターの元に集められた。今回は、CDのカップリング曲についてのことだった。
「カップリング曲は、ソロのオリジナル曲を入れてくれる。」とのこと、しかし、条件があるらしい。その条件は、
「ただし、1曲だけ。」つまり、どちらか1人しか収録されないということだった。
そして、どちらの曲が採用されるかは、これから対決してもらうわけだが、対決方法は、くじ引きで決めることになった。2人でくじを引くと、そこには、
「激走、100m対決」であった。100m走を行い、速く走れた方にカップリングの権利が与えられるということ。
2人は、住宅街の坂道に連れてこられた。かつて、
「東京階段ガール」と言う、女の子がひたすら階段を走り切るだけと言う内容のビデオを見たことがあるが、その階段が坂道に変わっただけといったシチュエーションで勝負は始まった。
お互い健闘したものの、接戦で勝利したのは、
結城リナさん。カップリング曲は、彼女のオリジナル曲
「アイノカタチ」に決定した。
--------
※ 今回の決定事項(まとめ)
--------
いよいよ、デビューCD
「ポリバケツ」が2月1日からローソンにあるLoppi端末にて予約開始となりました。ローソン店内には、2人のポスターも掲示される予定です。