音楽ば〜か シーズン2 第13話
「最終決戦・前半」
昨年の重大発表で、最後まで残った2人には、秋元康さん作詞のローソンデビューが決まった。
最終決戦のため、3人のメンバーは、とある場所に集められた。まずは、辻ディレクターより、お年玉が渡される。早速開いてみると、結城リナさんとねーさんは、100円、ゆうさんは、1000円が入っていた。ゆうさんだけは、「限りなく、デビューに近い。」と言うことで、金額が多いようだ。
今回の、最終決戦は、まず、「限りなく、デビューに近い。」、ゆうさんを軸に、ゆうさん、結城リナさん、そして、ゆうさん、ねーさんの2組のデュオを組んで、審査を行う。
審査方法は、以前も行った、「退席し放題システム」、審査員は、だめだと思ったり、聞きたくなくなったら、自由に退席してもらい、最後まで残った人数が得点になる。前回、さんざん苦しめられた、結城リナさんは、「ヤダ。」の連呼であった。
なぜ、再びこのシステムを採用したのか? それは、各所(審査員?、それとも、視聴者?)に好評だったから。
全部でそれぞれ2ステージ行い、第1ステージの課題曲は、ビーナッツの「恋のバカンス」となった。練習時間は、2組合わせて、3時間、決戦が行われるステージで行った。
そして、106人の観客審査員が入場し、決戦の火ぶたが切って落とされた。
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歌う順番は、くじ引きで決定をした。その結果、最初に歌うのは、ゆうさん、結城リナさんのペアとなった。
前半は、退席者がいなかったが、後半、1人が退席すると、続々と退席者が現れた。退席者に理由を聞いてみると、「最後の最後でハーモニーのタイミングが崩れた。」、「「恋の」の部分が上がっておらずだめだった。ピーナッツより下手。」といった意見が聞かれた。
続いては、ゆうさん、ねーさんのペア。
こちらも、前半は退席者がおらず、やはり、後半になると、退席を始め、次第に、大量の退席が見られた。終了後、2人は、「予想以上に出て行ったね。」
こちらも、退席者に理由を聞いてみると、「最初は、いいかなと思ったんですけど、2人のバランスがあまり良くなかった。」、「ねーさんのハモリの声が大きすぎてゆうさんの声が消えてしまった。」といった意見が聞かれた。
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2組終わったので、第1ステージの結果発表が行われた。その結果、1番目のゆうさん、結城リナさんのペアは、68点、2番目のゆうさん、ねーさんのペアは、40点と言う結果となった。
その後は、第2ステージなのであるが、その前に忘れていることがあった。それは、辻ディレクターが得点板を反対側にすると、「油断大敵」の文字とともに、なぜか、ペアが1組増えていた。ゆうさんいわく、「はぁ?」。
つまり、ゆうさんは、「限りなく、デビューに近い。」から、3時間の練習時間を貰えただけだったのである。これから、最後の結城リナさんとねーさんのペアは、これから、ぶっつけ本番で練習なしで歌うことになる。さらに、辻ディレクターは、冷蔵庫の中から、冷えたてのゆうさんがもらったのと同じゼッケンをプレゼントされた。
そして、結城リナさんとねーさんのペアが歌い始めた。結果は、なぜか、意外に退席者がいない。2人いわく、「異常事態。」
審査員の意見を聞いてみると、「3組目は、自然にできていた。1組目、2組目は、練習しすぎといった感があった。」と言った感じだった。
最終組の結果は、79点、今までの最高得点となった。どうやら、「油断大敵」の文字は、ゆうさんのためにあったようだ。
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次回は、第2ステージとなる。第2ステージは、退席し放題システムではなく、良かったデュオを順位を投票してもらう形式となるので、結果発表まで、歌う本人も脱落者がわからない。。。