音楽ば〜か シーズン2 第5話
「専門学校決戦・前半」
今回の決戦の舞台は、「専門学校」、審査員は、専門学校の生徒、課題曲は、イルカさんの「なごり雪」と言うことになっている。
前回までに、組み合わせは一巡しているため、今回は、脱落リーチがかかっている、北條まみさんと水瀬葵さんが相手を指名して良いことになった。2人が指名したのは、ともに、結城リナさんであった。
かぶってしまい、ゆうさんの相手がいなくなるため、結城リナさんが今度は、2人のうちのいずれかを逆指名することになった。結城リナさんが指名したのは、彼女が一番最初に組んだ、水瀬葵さんであった。指名されなかった、北條まみさんは、強制的に、ゆうさんと組むこととなった。
今回の決戦は、4日後。その間は、自由に場所を問わず練習可能。
--------
早速、練習を開始しようとするが、結城リナさんが、このあと、2泊3日で仕事があることが判明、その間は、練習に付き合えないという。帰ってくるまでの間、水瀬葵さんは、1人で練習を強いられることになる。2人で練習できるのは、出発前と決戦前日となる。時間が限られているため、そのまま、結城リナさん宅で練習を始めた。
2人は、メリハリをつけるため、さびの部分でテンポを変える、「テンポ・チェンジ作戦」に出ることにした。
--------
一方、北條まみさん、ゆうさんペアは、相手が専門学校生と言うことで、テクノっぽい曲が流行っているのではないかと考え、「デジタル系アレンジ作戦」で勝負することになった。
翌日、渋谷で2人は待ち合わせた。北條まみさんは、風邪をひいたようでマスク姿で登場。ゆうさんは、前日言っていたテクノバージョンの「なごり雪」のカラオケ音源を知人に作ってもらい持って来ていた。2人は、さっそく、その音源を聞いてみた。北條まみさんいわく、「(雰囲気が)まったく変わるじゃん。悲しい曲なのに、ハッピーに聞こえる。最高じゃない。」。
と言うことで、その後、デジタルなごり雪の練習に入る。ゆうさんの「どっちがハモる?」に北條まみさんが「メロディ」と言ったので、ゆうさんが「ハモリ」を行うことになった。
--------
そのころ、水瀬葵さんは、相方が地方出張中のため、1人でエレクトーンの前で練習をしていた。すると、結城リナさんから電話が入る。「おつかれ。どんな感じ?」と聞いてきたが、水瀬葵さんが無言だったので、お互い、宿題を設けることにした。今回の宿題は、「楽譜を見ないで弾けるようにする。」
---------
決戦2日前、ゆうさんと北條まみさんペアは、公園の砂場で練習していた。すると、年配の女性が公園にやってきたので、その人にためしに聞いてもらうことにした。
終了後、聞いていた年配の女性は、「(ゆうさんは、)踊りができるから、見ているだけでも楽しい。でも、君(北條まみさん)は、ずっと下を向いている。下を向いている時は、落ち込んでいるか悪いことをしているとき。一番大事なのは、明るさ。目に力がない人は、相手をひきつけることはできない。相手を見ることができないのは、見せる以前の段階。素人以下。」
北條まみさんは、散々なダメ出しを喰らい、意気消沈。しかし、ゆうさんの励ましにより、何とか練習を再開した。
さらに、夕方、人前で歌う度胸を付けるため、渋谷駅モヤイ像前で、路上ライブを決行した。番組出演中と言うこともあり、観客も多数いた。歌い始めるが、ほどなくして、北條まみさんが歌詞を飛ばす。そして、ハモリも失敗に終わる。
終わった頃には、観客はだれもいなかった。。。
北條まみさんは、「ゆうちゃんには申し訳ないけど、全然できてない。歌やる才能がない。」と涙ながらに語った。
--------
翌日、北條まみさんがいなくなってしまい、1人でゆうさんは、踊りの練習をしていた。すると、遅刻して北條まみさんが登場した。昨日とは嘘のように練習を再開した。
実は、昨日の路上ライブ終了後、猛特訓をしたそうである。
--------
そのころ、仕事を終えて結城リナさんが、水瀬葵さんのもとに合流、路上で練習を行っていた。通行人の男性のかたが来たので、即席路上ライブを決行することにした。
聞いていた男性は、「(さびの部分で、)もうひとつ、上の盛り上がりがあってもよかった。」と、さびの盛り上がりに欠ける部分を指摘した。
その後、真夜中になってしまったので、2人は、なぜか、ラブホテルに移動、客室で徹夜で練習をしていた。入浴中ももちろん2人で。
--------
そして、いよいよ決戦の日、脱落者は誰に。。。